熊本県産 芳野の梨!! ④
(・・・前回の続き)
梨栽培についてのお話を聞きながら、
最後に“秋月(あきづき)”の園地へ移動してきました。
豊水の後くらいに出回ります。
(秋月の園地は、それまでの斜面でなく平らでした)移動中も、梨園か、みかん畑が広がりのどかでした。
ただ、ものすごい数のセミが!! 本当にびっくりするくらいいました。今回同行していた問屋のスタッフさんもタジタジ
網なんてなくてもセミ取りが楽しめるほど(笑) ・・・話がそれてしまいましたね、すみません
まだまだ収穫前の秋月ですが、
豊水よりも大きく、収穫の秋の頃に、まんまるお月様のように見えることからその名がつけられたそうです。
ジューシーで酸味は少なく甘みが強い品種、出回る頃が待ち遠しいですね
(・・・次回へ続く)
熊本県産 芳野の梨!! ③
(・・・前回の続き)
汗だくになって、生産者さんの後に続いていく私とは対象的に、みなさん余裕のこの笑顔
梨作り歴60年を数える大ベテラン、上田さんをはじめ、牛島さん方(3人のうち2人は牛島さんなんです)に、
栽培についても伺いました。
1個の梨を収穫する為に、正月明けから行う①剪定作業に始まり、
②誘引(ゆういん)と呼ばれる、枝を写真の様な果樹棚に結びつける作業。
③受粉作業し、④摘果(てきか)で高品質な果実を育てる為に実を間引き、
⑤小袋かけをし、育った果実で小袋が破れる頃、⑥二重袋をかけるそうです。
棚下で低い姿勢で一日800個以上は袋かけを行うそうで、驚きました。しかも2回もかけているとは!
猪対策も必要だそうです。生産者さんのご苦労の上に、美味しい果物が私達の食卓に並ぶわけですね
余談ですが、昔はこの袋かけに使う袋は、新聞を使っていたそうで、
「面白い記事があったら、それを読んでしまって作業にならん事もあったなぁ(笑)」とおっしゃってました
(次回へ続く・・・)