熊本県産 芳野の梨!! ③
(・・・前回の続き)
汗だくになって、生産者さんの後に続いていく私とは対象的に、みなさん余裕のこの笑顔
梨作り歴60年を数える大ベテラン、上田さんをはじめ、牛島さん方(3人のうち2人は牛島さんなんです)に、
栽培についても伺いました。
1個の梨を収穫する為に、正月明けから行う①剪定作業に始まり、
②誘引(ゆういん)と呼ばれる、枝を写真の様な果樹棚に結びつける作業。
③受粉作業し、④摘果(てきか)で高品質な果実を育てる為に実を間引き、
⑤小袋かけをし、育った果実で小袋が破れる頃、⑥二重袋をかけるそうです。
棚下で低い姿勢で一日800個以上は袋かけを行うそうで、驚きました。しかも2回もかけているとは!
猪対策も必要だそうです。生産者さんのご苦労の上に、美味しい果物が私達の食卓に並ぶわけですね
余談ですが、昔はこの袋かけに使う袋は、新聞を使っていたそうで、
「面白い記事があったら、それを読んでしまって作業にならん事もあったなぁ(笑)」とおっしゃってました
(次回へ続く・・・)