地震発生からの記録①
14日(木)夜に発生した地震では、各店、商品の落下などが見られたものの幸いにも弊社では大きな被害は無く、胸をなでおろしていました。その為、あくる15日(金)は、地震の影響で欠品などありましたが全店通常営業を行いました。
しかし16日(土)深夜に発生した本震により高森店が停電、断水。商品も酒の瓶など多数が落下しました。又、同グループの百円ショップ「楽百市」大津店では天井が落ち、商品も散乱、お客様の安全を考慮し、やむをえず一時休業することを決めました。
また、休業には至りませんでしたが、ゆめおぐに店でも壁など損傷、商品も多数落下しました。本部では、全店の従業員の安否確認、被害状況の確認が行われました。
高森店にほど近い周辺地域では、数多く報道されてもいましたが土砂崩れ、橋の崩落等による相次ぐ主要道路の寸断、高速道路通行止め、空港・JRの運休。それに加え停電、断水、多数の建物の倒壊など最悪の状況でした。これら相次ぐ被害により数多くの人命が失われた事は悲しみに堪えません。
続く余震、倒壊のおそれがある自宅から避難する住民の方々。
いつ終わるとも知れない不安の毎日。
そうした中で、いま私達に出来ることとは、使命は何か、それは「地域の皆様の食を守ること」これに他なりません。
その思いひとつで、高森店では16日(土)朝、自らも被災しているなか店長以下、従業員が集まり開店に向けて動き始めたのです。
従業員のご家族の協力も得、まずは発電機をお借りし、レジ2台をなんとか稼動させられる状態になったので午後13時30分頃、店を開けることができました。日中とはいえ、工事用のライトでは店内は薄暗く、「足元にお気をつけ下さい」と声かけをしながらの開店となったのです。
周辺に他に開いている店舗も無く、この時すでに高森店の駐車場には開店を待たれているお客様や、広い場所ということで一時避難的にいらしていた方もおられたようです。
こうして夕方、日没まで営業しました。